​復元ポイントを作成できない時の3つの対処法

Windows回復環境を起動した後、システム回復オプションの一覧に何も表示されない場合の対処法があります。

システムの復元ポイントを作成できない

「システムの復元」はWindows 10/8/7に搭載されている機能で、システムやファイルを以前のバージョンに戻すことができます。予期せぬシステムエラーに備えてシステムファイル、Windowsレジストリ、ローカルユーザープロファイルおよびシステム設定を含む復元ポイントの作成は非常に大切なことです。

しかし、「次の理由により、復元ポイントを作成できませんでした」というエラーでシステムの復元ポイントの作成に失敗したかもしれません。表示された具体的な理由は様々ですが、主に以下の例があります。

復元ポイントを作成できませんでした

  • 次の理由により、復元ポイントを作成できませんでした:アクセスが拒否されました。

  • シャドウコピープロバイダーでエラーが発生しました。

  • 指定されたオブジェクトが見つかりませんでした。

対策

この問題を起こす理由が多いため、状況により以下のソリューションを1つまたは複数選択して​、復元ポイントが作成できないエラーを修正してください。

ボリュームシャドウコピーサービス(VSS)サービスを再起動

まず、コンピューターに管理者(Administrator)権限でログオンしているのか確認して、そして次の手順に従ってください:

1. Windowsキー + Rキーを同時に押して「ファイル名を指定して実行」ボックスを開きます。

2. 「services.msc」と入力し、Enterキーを押してWindows「サービス」を開きます。

3. 「Volume Shadow Copy」というサービスを見つけます。もしこのサービスが実行されていない場合、それを右クリックして「開始」を選択します。もし実行中である場合、「停止」してから「再起動」してください。

ボリュームシャドウコピー

4. 「プロパティ」をクリックして「全般」タブでVSSサービスの「スタートアップの種類」を「自動」に変更します。

自動

sfc /scannowを実行してシステムファイルを修復

「sfc /scannow」コマンドはDLLファイルなど、重要なWindowsシステムファイルをすべてチェックできます。保護されているファイルに問題が見つかった場合、このシステムファイルチェッカーは問題のあるファイルを置き換えて復元します。

次の手順に従って「/scannow」オプション付きの「sfc」を使用して重要なWindowsファイルを修復しましょう:

1. Windowsの検索ボックスに「cmd」と入力します。

2. 検索結果が表示されるので、その中から「コマンドプロンプト」を右クリックして「管理者として実行」を選択し、コマンドプロンプトを管理者権限で起動します。

3. コマンドプロンプトで「sfc /scannow」を入力してEnterキーを押します。

欠落または破損したシステムファイルをスキャンし、修復するのにかなり時間がかかります。完了後、システムの復元ポイントを手動または自動で作成できるはずです。もし「Windowsリソース保護は、整合性違反を検出しませんでした。」というメッセージが表示された場合、次のソリューションを試みて復元ポイントが作成できない問題を解決してみます。

バックアップファイルを再命名

システムの保護で復元ポイントがまだ作成できない場合には、バックアップファイルの名前を変更することができます:

1. 「ファイル名を指定して実行」ボックスに%windir%\System32\Tasks\Microsoft\Windows\SystemRestoreというコマンドを入力してEnterキーを押します。

2. そのディレクトリで、SRファイルを見つけてその名前をSR.savに変更します。

システムイメージを作成する

システムの復元ポイントは問題が発生する(特にファイルシステムが破損し、ランサムウェアに感染し、HDDが故障している)時に、いつもコンピューターを以前の状態に復元できるわけではありません。復元ポイントを作成できるかどうかにかかわらず、深刻な問題に備えて、前もってシステムイメージを作成する必要があります。

システムイメージを簡単に作成するために、頼もしいバックアップフリーソフトAOMEI Backupper Standardを使うことができます。現在のドライブに障害があっても、作成したシステムイメージからデータを失うことなくコンピューターを新しいHDDに復元できます。また、コンピューターまたはマザーボードのような重要な部分をアップグレードしたい場合、異なるハードウェアを搭載する別コンピューターへシステムイメージを復元することもできます。

自動バックアップが必要な場合、スケジュールを追加してシステムイメージを作成できます。デフォルトでAOMEI Backupper Standardはディスク容量&時間を節約するために増分バックアップを実行します。もちろん、設定を変更して常にフルバックアップや差分バックアップを実行することもできます。

次の手順を参考にしてシステムバックアップのタスクを作成してください:

1. AOMEI Backupperを無料でダウンロードし、インストールして直接起動します。

2. 「バックアップ」タブをクリックして、次の画面で「システムバックアップ」を選択します。

システムバックアップ

3. AOMEI Backupperはバックアップ対象を自動的に選択するため、「2」でバックアップ先だけを指定する必要があります。システムを外付けHDD、NAS(ネットワークアタッチトストレージ)または内蔵ハードディスクにバックアップできます。

バックアップ先を指定

4. 必要ならば、「スケジュール」オプションをクリックして、このバックアップをどのように自動実行するか設定できます。その後、「開始」をクリックしてバックアップを始めます。

スケジュール

ヒント:

より多くのオプションを利用して、自分好みに応じてバックアップタスクをカスタマイズしたい場合、画面下にある「オプション」をクリックできます。そこで、バックアップの暗号化、イメージの圧縮レベルの変更、電子メール通知の設定などができます。

バックアップの作成が完了した後、USBメモリでブータブルメディアを作成できます。そうすると、コンピューターが起動できなくなっても、起動可能なUSBメモリを利用してシステムを復元することもできます。

復元ポイントを作成できない時、その代わりに、システムイメージを作成することも一つの対処法です。この方法はデータやファイルをより安全に保護できます。システムバックアップのほかに、AOMEI Backupperを使用してファイル、HDDをバックアップしたり、HDDをクローンすることもできます。