Windows 11/10/8/7でファイルを削除できないようにする方法

Windows 11/10/8/7でファイルを削除できないようにする方法を探していますか?この記事はWindowsに搭載されている機能を使ってファイルを誤って削除しないようにロック、保護する方法を紹介します。

Akira

By Akira 最後の更新 2022年03月30日

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ファイルの削除を禁止できるでしょうか?

パソコンは長期間使用した後、その上にどうしても失いたくないファイルが多く保存されるでしょう。これらの大切なファイルを間違って削除しないように、Windows 11/10/8/7で特定のファイルを削除できないようにすることができます。

誰にも削除させたくないファイルのために、それらへのアクセス権を制限することができます。アクセス権がなければ、当然、誰でもファイルを削除できないか、ファイルにアクセスできません。

そのほか、ファイルを圧縮するか、リムーバブル記憶装置にコピーするか、または「System32」フォルダに移動することができます。

アクセス許可を制限する方法

共有するフォルダに対し、ユーザーからのアクセス権を設定できることを知っているかもしれません。実は、内蔵ハードディスクや外付けハードディスクに保存された非共有ファイルのアクセス権を変更することもできます。

次の手順に従って、ユーザーのアクセス権を制限することができます。

1. 削除できないようにしたいファイルまたはフォルダを右クリックし、「プロパティ」を選択します。

2. アクセス許可を変更するには「セキュリティ」タブをクリックしてから「編集」をクリックします。

編集

3. 次の画面が表示されるので「追加」をクリックします。そして「ユーザーまたはグループの選択」ダイアログボックスを表示したら、「選択するオブジェクト名を入力してください」に、「Everyone」と入力します。

補足:「名前の確認」をクリックし、オブジェクト名が正しく入力されているかどうかを確認できます。

名前の確認

場所の指定

4. 「OK」をクリックして「セキュリティ」ページに戻します。「グループ名またはユーザー名」から「Everyone」を選択し、「拒否」の「フルコントロール」にチェックマークを付けてから「OK」または「適用」をクリックします。

フルコントロール

5. 確認ダイアログが表示されるので「はい」をクリックします。

確認

これではフォルダの削除を制限しました。このフォルダを削除しようとする時、「フォルダーアクセスの拒否」というエラーが表示されます。管理者権限を持つあなたは、このフォルダーやファイルへのアクセス許可を変更しない限り、誰でもそれを削除できません。

フォルダーアクセスの拒否

もし、このファイルはあなたにとって非常に貴重である場合、明らかに以上の対処方法は十分ではありません。ご覧のように、アクセス許可を変更するのは削除できないファイル/フォルダのロックを解除できます。それに、上述の方法はランサムウェアがファイルにアクセスしたり、ファイルを削除したりすることを防げません。

削除したファイルを復元するのは簡単でないことで、すべてのファイルを必ずしも回復できるわけではありません。だから、ファイルをよりよく保護するために、安全な場所に大切なファイルをバックアップしたほうがいいと思います。必要があれば、そのファイルにパスワードを付けて暗号化しておくこともできます。

重要なファイルを定期的にバックアップする方法

多くの予期せぬ理由により、データを失うため、大事なデータを常にバックアップしておくことはいい習慣です。誤ってファイルを削除することだけでなく、データ消失を起こした他の要因が多くあります。たとえば、HDD故障、ランサムウェア感染、システムクラッシュです。これらの要素が予測できないので、データを守る最高の方法はバックアップを定期的に取ることです。

バックアップフリーソフトAOMEI Backupper Standardを使用してHDD全体または一部の重要なファイルのみをバックアップできます。また、好みに応じて増分バックアップや差分バックアップを定期的に自動で作成することもできます(差分バックアップを利用したい場合は、有料版にアップグレードしてください)。

AOMEI Backupperは簡単に使えるし、シンプルで直感的なインターフェースを持ちます。初心者でも、ミスなどほとんど犯しません。スケジュールされたバックアップを作成するのに5つの手順だけを必要とします。ここではディスクバックアップを例としましょう。

手順 1. このソフトウェアをダウンロードし、インストールし、起動します。

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手順 2. 「バックアップ」タブ以下の「ディスクバックアップ」を選択します。

ディスクバックアップ

手順 3. 「ディスクを追加」をクリックしてバックアップ対象とするソースディスクを選択します。

ソースディスク

手順 4. そしてイメージバックアップを保存する場所を選択します。

ターゲットディスク

手順 5. 「オプション」または「スケジュール」をクリックしてバックアップの頻度を指定・設定してから「開始」をクリックします。

開始

毎日、毎週、毎月の特定の時刻でバックアップを実行できるほかに、【有料】特定のイベントでスケジュールされたバックアップタスクを実行することもできます。

スケジュール

※増分バックアップは新しく追加または変更された項目だけをバックアップします。これは多くの時間とディスク容量を節約します。

AOMEI Backupperのスケジュールバックアップを利用すると、ファイルを常にちゃんと保護できます。AOMEI Backupper Professionalにアップグレードする場合、差分バックアップやディスクスペースの管理を有効にすることができます。この機能は古いバックアップを自動で削除してバックアップに占有されたディスクスペースを解放することができます。

結論

フォルダ&ファイルを誤って削除しないように、アクセス拒否は便利で十分です。ファイルの所有者としてのあなたは他のユーザーにこのファイルへのアクセス権を付与することもできます。

しかし、削除できないファイルやロックしたファイルを削除できるソフトウェアはいくつかあります。誰かが削除できないファイルを強制的に削除することを心配するなら、ファイルを他の場所にバックアップすることを考えるべきです。さらに悪いことに、いくつかのウイルスは知らず知らずのうちにファイルを暗号化して削除します。上述のすべての状況を考慮すれば、本当にファイルを削除できないようにする方法はありません。

だから、大切なファイルを保護するために、前もってファイルのバックアップを取っておくことが必要です。可能であれば、1つ以上のバックアップコピーを作成し、異なる場所に格納することをお勧めします。

Akira
Akira· 編集者
Akiraは、AOMEI Technology会社の編集者として長年AOMEI製品についての記事やコンピュータに関する記事を翻訳したり、書いたりしています。パソコンの基礎知識とか、AOMEI製品のバックアップ&復元、クローン、同期などの機能について詳しいです。 IT業界に対して深い興味を持っています。そのほか、旅行、アニメ、音楽、色々なことに趣味があります。