Windows Server バックアップは2TBのボリューム以上で働けるか?

Windows Sever 2008 R2、2011、2012のWindows Sever バックアップで2TB以上のボリュームがバックアップされない問題についての修正方法は?この記事を読んで、学びましょう。

Machi

By Machi 最後の更新 2022年07月11日

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Windows Server バックアップは2TB以上のボリュームをサポートしない

Windows Server 2008(R2)、2011、2012でWindows Server バックアップ(WSB)を使用してバックアップする場合に、2TB以上のボリュームをバックアップできません。この問題はSmall Business Server 2011とWindows Home Server 2011にもあります。ソリューションを探し出すには、WSBがバックアップファイルを保存する方法を理解しなければなりません。

BKFファイル(Windows NTおよびXP Proで作成)を使用する代わりに、Windows Server バックアップは、ボリュームを複数の仮想ハードディスク(VHD)ファイルにバックアップし、各VHDファイルはバックアップ内のボリュームに対応しています。

VHDファイルの容量制限は、2040GB(2TB)です。そのため、Windows 7やWindows Server 2008 R2のようなこの形式を使用する初期のOSでは、2040GB以上を必要とするボリューム上のファイルやフォルダーをバックアップすることはできません。

2TB以上のボリュームをバックアップする方法

方法1:Wbadminを使用する

ステップ 1. 「スタート」を右クリックし、「コマンドプロンプト(管理者)」を選択します。

ステップ 2. 2TBを超えるバックアップ対象のボリュームがドライブF:で、ドライブレターGの外付けドライブにバックアップする場合を想定して、以下のコマンドを入力し、各コマンドの後で「Enter」キーを押して実行します。

wbadmin start backup -backuptarget:G: -include:f:\download -quiet

wbadmin start backup -backuptarget:G: -include:f:\* -exclude:download -quiet

-quiet:プロンプトが表示されずにバックアップを実行します。

方法2:AOMEI Backupper Serverを使用する

最高のサーバーバックアップ&復元ソフトウェアとして、AOMEI Backupper Serverは言及する価値があります。そのメリットは次に挙げていきます。

まず、このソフトウェアは2TBの制限がなく、増分/差分バックアップ、バックアップ完了後のメール通知、バックアップスキームなど、多くの便利な機能を備えています。
デフォルトでは、ソースボリュームの使用済みセクターのみをバックアップするため、バックアップと復元の速度を向上させます。また、ニーズに応じて圧縮レベルを選択して、保存先の容量を節約することができます。
NTFS、FAT32、exFATなどの様々なファイルシステム、内蔵/外付けドライブ、共有フォルダ、NAS、クラウドドライブなどほとんどのストレージに対応しています。
ボリュームだけでなく、システム、ディスク、パーティション、ファイル、フォルダーをバックアップすることができます。そして、複数のスケジュールバックアップを作成することができます。
最後に、インターフェースが直感的でわかりやすく、操作も簡単で、初心者でも気軽に使えます。

これから、AOMEI Backupper Serverで2TB以上のWindowsボリュームをバックアップする方法をご案内します。

ステップ 1. AOMEI Backupper Serverの30日間無料体験版をダウンロードし、インストールし、開きます。「バックアップ」→「システムバックアップ」をクリックします。ニーズに応じて「ファイルバックアップ」「ディスクバックアップ」「パーティションバックアップ」を選択できます。

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システムバックアップ

ステップ 2. デフォルトで、Windows Serverの起動に必要なドライブが既に選択されるので、矢印下のボックスまたは逆三角形アイコンをクリックし、容量が2TB以上であるバックアップ先を選択します。

バックアップ先を選択

ステップ 3. 下の3つのオプションをクリックし、バックアップをカスタイズします。

オプション:バックアップファイルの圧縮/分割/暗号化、使用されているセクターのみバックアップする「インテリジェントセクターバックアップ」/すべてのセクターをバックアップする「完全なバックアップ」、バックアップ完了後のメール通知を設定できます。

オプション

スケジュール:毎日/毎週/毎月/USB挿入/イベントトリガー(システム起動/シャットダウン、サインイン/サインアウト)の5つのモードから自動バックアップを設定できます。

スケジュール

バックアップスキーム:フル/増分/差分バックアップ、古いバックアップの自動削除を設定できます。

バックアップスキーム

★ ヒント:
2TB以上のボリュームをバックアップするには、その容量を最小限に抑える必要があります。なぜなら、バックアップの数が増えれば増えるほど、バックアップ先の容量が少なくなっていくからです。この問題を解決するには、バックアップの圧縮レベルを「普通」または「高レベル」に設定したり、増分/差分バックアップを設定したり、古いバックアップの自動削除を有効化したりすることをお勧めします。こうすれば、バックアップ先に十分な空き容量があることを確保できます。

ステップ 4. 「開始」をクリックします。

開始

まとめ

この記事では、Windows Serverで2TB以上のボリュームをバックアップする方法を2つ紹介しました。ご覧のように、AOMEI Backupper Serverの方が簡単で、より多くの高度な機能を備えています。しかも、バックアップされたシステムは、異なるハードウェアの別のパソコンに復元することもできます。今すぐダウンロードし、使ってみましょう!

Machi
Machi· 編集者
Technology会社の編集者としてAOMEI製品についての記事やコンピュータに関する記事を翻訳したり、書いたりしています。パソコンの基礎知識とか、AOMEI製品のバックアップ&復元、クローン、同期などの機能について詳しいです。IT業界に対して深い興味を持っています。そのほか、旅行、映画、音楽、色々なことに趣味があります。