Windows10/11でブータブルUSBが起動しない時の対処法

この記事では、Windows10/11でブータブルUSBが正常に起動しない時の対処法をご紹介します。また、AOMEI BackupperでブータブルUSBメモリを作成する方法も提供しています。

ゆき

By ゆき 最後の更新 2022年07月29日

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Windows10/11のブータブルUSBは起動しない

ブータブルUSBは通常通り起動しない場合があります。

✎例えば:
ブータブルUSBメモリはBIOSに検出されません。
ブータブルUSBメモリはブートデバイスとして認識されません。
ブータブルUSBメモリから起動する途中で画面が止まります。
正しく接続されていてもブータブルUSBメモリからWindowsを起動できません。

次は、起動USBが正常に機能または動作しない問題の対処方法をご紹介しましょう。

ブータブルUSBが起動しない時の対処法

BIOS画面でブータブルUSBがブートデバイスとして認識するか確認

手順 1. PCの電源を入れた際、最初にFull Screen Logo画面(マザーボードなどの機種名が表示される画面)やPOST画面(BIOSがPCの起動準備をしている画面)、PCメーカーロゴの画面などが表示されます。ロゴ画面などが表示されている間にキーボードのファンクションキー(主にF2キー)を押すことで、BIOS設定画面を起動します。

注:BIOSの画面は英語表記であることがほとんどです。

手順 2. 「Boot」タブに移動し、ブータブルUSBは検出されるか確認します。検出されますが、起動デバイスとして設定されない場合は、起動の優先順位を変更する必要があります。ブータブルUSBを一番上に移動した後、F10キーを押して変更を保存します。

手順 3. ブータブルUSBから再起動します。

ブートデバイス設定

CSM(Compatibility Supported Module)を有効化

UEFI BOOTに対応していないブートメディアから起動させるためには、UEFI(BIOS)設定画面にてCSMを有効にする必要があります。

手順 1. BIOS画面が表示されたら、「Boot」タブに入り、「Launch CSM」の項目を「Disabled」から「Enabled」へ変更することでCSMモードを有効にし、セキュリティブート(Secure Boot)を無効にします。

注:CSMが有効ならばFast Bootは無効にしたほうがよいです。

手順 2. そして、F10キーを押して変更を保存します。

手順 3. ブータブルUSBから再起動します。

CSMを有効にする

そのほかの対処法

Legacyモードの場合は、ブータブルUSBメモリをNTFSファイルシステムでフォーマットしてください。
原因を特定するためにブータブルUSBメモリを他のパソコンに接続して、正常に機能するか確認してください。
......

上述の解決策を実行しても、ブータブルUSBが起動しない問題を解決しない場合は、サードパーティ製のソフトウェアを使用して、別のブータブルUSBメモリを作成することができます。

AOMEI BackupperでブータブルUSBを作成する方法

AOMEI Backupper Standardは強力なバックアップ&復元フリーソフトで、バックアップと復元、ディスククローン、ファイル同期のほか、「ブータブルメディアの作成」機能も備えています。Windows10/11でブータブルUSBが起動しない場合は、AOMEI Backupper StandardでブータブルUSBを改めて作成することができます。

手順 1. AOMEI Backupper Standardを無料でダウンロード、インストール、起動します。Professionalにアップグレードして、差分バックアップ、ユニバーサル復元、ミラー同期など、より高度な機能をすべて使用することができます。

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手順 2. 「ツール」タブ⇒「ブータブルメディアの作成」をクリックします。

ブータブルメディアの作成

手順 3. ブータブルメディアの種類を指定します。Windows PEはLinuxよりも多くの操作を提供するので、ここではWindows PEを選択することをお勧めします。

ブータブルメディアの種類

手順 4. Windows PEのブートモードを選択して「次へ」をクリックします。

★ヒント:
MBR/Legacy BIOSの場合は「レガシーなブータブルディスクを作成します」を選択しますが、GPT/UEFIの場合は「UEFIブータブルディスクを作成します」を選択します。

ブートモード

手順 4. ここではUSBメモリをターゲットデバイスとして選択して「次へ」をクリックします。

ブータブルUSBの作成

手順 5. Windows PEブータブルUSBの作成が完了するまで待ってください。

進捗状況

手順 6. AOMEI Backupperで作成されたブータブルUSBからパソコンを正常に起動するかどうかを確認します。

まとめ

AOMEI BackupperでブータブルUSBを再び新しく作成するのは、Windows10/11でブータブルUSBが起動しない問題を解決するための最後の手段です。AOMEI Backupperを使えば、パソコン初心者でも簡単にブータブルメディアを作成することができます。作成されたブータブルメディアは如何なるパソコン(Windows11/10/8/7/XPなど)を起動させることができるので、複数のブータブルUSBを作成する必要がありません。また、そのブータブルUSBが起動しない問題が発生しないように、事前にブータブルUSBメモリをクローンした方がいいと思います。

Windows Server 2022/2019/2016/2012(R2)/2008(R2)/2003に対応するAOMEI Backupper Server版もあります。台数無制限のPC&Server向けのTechnician Plus版もあります。Technician Plusを利用して、クライアントに技術サポートを有償サービスとして提供することができます。

ゆき
ゆき· 編集者
ゆきは、AOMEI Technology会社の編集者として長年AOMEI製品についての記事やコンピュータに関する記事を翻訳したり、書いたりしています。パソコンの基礎知識とか、AOMEI製品のバックアップ&復元、クローン、同期などの機能について詳しいです。 IT業界に対して深い興味を持っています。そのほか、旅行、アニメ、音楽、色々なことに趣味があります。