Windows 10/11のパーティションをクローン・コピーする方法

パーティションはディスクの一部で、データの保存に使用されます。システムとデータを保護するために、最高のソフトAOMEI BackupperでWindows 10/11パーティションをクローンするのは必要です。興味がある方は以下をご覧ください。

Akira

By Akira 最後の更新 2023年06月14日

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実例:WindowsパーティションのみをSSDにクローンできますか?

 

コンピューターを何年も使用してきましたので、今ではゆっくり動作しました。コンピュータの起動速度とパフォーマンスを向上させるために、Windows 10がインストールされたその100GB HDDを新しい1TB SSDに置き換えようと思います。
ただし、元のHDDのすべてのパーティションではなく、Windowsパーティションだけを保持したいです…では、SSDにWindowsパーティションをクローンするだけでいい方法はありますか?もしあれば、その対応の手順は何ですか?

- 掲示板からの質問

パーティション/ボリュームについて

Windows 10/11のパーティションをクローンする前に、まずパーティション/ボリュームを理解しましょう~

 

コンピュータのハードディスクのパーティションとは、ハードディスクの記憶領域を論理的に分割すること、あるいは分割された個々の領域を指す。

--出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

コンピュータのストレージ(外部記憶装置)の内部を複数の独立した区画に分割すること、および分割された区画のことをパーティションといいます。C、D、E、Fなどの1文字のアルファベットをドライブ文字・ドライブ名としてパーティションごとに割り当てられます。

パーティションと似た用語として「ボリューム」があります。ボリュームはNTFSやFAT16、FAT32、ExFATなどのファイルシステム形式でフォーマットされ、ファイルやフォルダなどのデータを保存します。※ボリュームを作るためには必ずパーティションが必要となります。

パーティションとボリュームの違いを一言でいうと、パーティションは物理的な領域で、ボリュームは論理的な領域です。つまり、ディスク内で区切られた物理的な領域が「パーティション」ですが、ドライブに割り当てられる論理的な領域が「ボリューム」です。ほとんどの場合において、「パーティション」=「ボリューム」です。ディスクに設けられたパーティションが、そのままボリュームとして割り当てられています。

【補足】パーティションとボリュームが一致しない例を挙げます。ダイナミックディスクでは、複数のパーティションが1つのボリュームとして扱われる場合があります。下の画像では、「Eドライブ」のボリュームは3つのパーティションにまたがっており、「Fドライブ」のボリュームは2つのパーティションで構成されています。

パーディション

シンプルボリュームでさえそうなので、言うまでもなく、スパンボリューム、ストライプボリューム、ミラーボリューム、RAID-5ボリュームでは、複数のパーティションを1つのボリュームとして扱います。

なぜWindows 10/11のパーティションクローンが必要ですか?

Windows 10/11のパーティションクローンを作成する理由は次の通りです:

データバックアップ:システムパーティションまたはデータパーティションのコピーをしても関係なく、選択したパーティションに保存されているデータのバックアップを作成できます。
不良セクタを取り除く:選択したパーティションを含むディスクに不良セクタがある場合、重要なパーティションを別のディスクにコピーして不良セクタを回避できます。
すばやくデータを転送できる:重要なデータがすべて1つのパーティションに保存されている場合、またはディスク交換時にこのパーティションだけを保持したい場合は、パーティション全体をコピーする方がディスク全体をコピーするよりも早くデータを転送できます。

人気のパーティションクローンソフト

Windows10でパーディションクローンをより簡単かつ迅速に作成できるために、ここではサードパーティ製のHDDクローンソフトAOMEI Backupper Professionalをお勧めします。

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✿AOMEI Backupperの特徴とメリット:
分かりやすい画面の指示に従えば、誰でも簡単に使えます。
Windows11、10、8.1/8、7、XP、Vistaに完全対応します。
パーディションクローンだけでなく、ディスククローン、システムクローン、パーティションクローン、システムバックアップ&復元、ブータブルメディアの作成、バックアップスケジュールの設定なども簡単かつ高速に完成できます。

AOMEI Backupperでパーティションをクローン・コピーする方法

では今、AOMEI Backupperを使ってシステムパーティションを別のSSD/HDDにクローンする方法を見てみましょう~!

事前の準備:
パーティションをダイナミックディスクにコピーすることは許可されません。
操作を実行する時にクローン先のパーティション内の全てのデータが上書きされるため、事前にターゲットパーティション上のデータをバックアップするか、ほかの場所に移動したほうがいいです。
事前にクローン元のパーティション上で実行している他のアプリケーションを閉じる必要があります。さもないと、このパーティションコピーフリーソフトはそれらを終了するように求めるか、PreOSモードで操作を実行します。
AOMEI Backupperをダウンロードし、インストールしてください。

ステップ 1. まず、SSDをお使いのコンピューターに接続する必要があります(※もちろん、クローン元のパーティションとクローン先のパーティションは同じディスクにあることも可能です)。AOMEI Backupperを起動して、左側にある「クローン」をクリックして「パーティションクローン」を選択します。

パーディションクローン

ステップ 2. クローンしたいパーティションを選択して、「次へ」をクリックします。

ソースパーディション

ステップ 3. ターゲットパーティション(ターゲットパーティションは未割り当て領域あるいは既存パーティションである)を選択して、「次へ」をクリックします。

ターゲットパーディション

ステップ 4. そして「開始」をクリックします。(ターゲットディスクはSSDであれば、「SSD 4Kアライメント」を選択して、SSDの性能を最適化します。そして、「セクター単位のクローン」オプションをクリックして、使用されたかどうかと関係なく全てのセクターをクローンします。それはより多い時間がかかります。)

開始

ステップ 5. 最後はパーティションクローンが完了した後、「完了」をクリックしてプログラムを終了します。

ノート:
通常の場合は、パーティションをシステムパーティションにクローンすることができませんが、AOMEI Backupperの「ブータブルディスクの作成」機能を利用して、システムパーティションをクローン/コピ先として設定することができます。
「パーティションを編集」をクリックしてターゲットパーティションのサイズを変更できます。

パーティーションを編集

コマンドラインでパーティションクローンを作成する方法

上記の方法は、グラフィカル・インターフェースを頻繁に使用するユーザーに適しています。上級者にとっては、コマンドラインでの操作がより便利です。AOMEI Backupper ProfessionalはコマンドプロンプトでWindowsパーティションを別のドライブにクローンすることもできます。

まず、管理者としてコマンドプロンプトを開く必要があります。WindowsキーとRキーを同時に押して、「ファイル名を指定して実行」ボックスを開きます。そして、「cmd」と入力して、Enterキーを押してください。

AMBackup.exeを起動するには、cd C:\Program File (x86)\AOMEI Backupperのインストールパスを入力し、Enterキーを押してください。そして、AMBackup /c/t part/s D/d E/a/f fill/o yesと入力し、Enterキーを押します。これでDドライブをEドライブにクローンすることができます。

コマンド

解釈:

[/c]:クローンを指定します。

[t]:クローンの種類を指定します。[t part]パーティションまたはボリュームのクローンを作成します。システムをクローンする場合は、[/t system]と入力します。ディスク0をクローンする場合、[/t disk 0]と入力します。

[/s D]:Dパーティションをクローンします。Dはソースパーティションです。システムを複製する場合は、このパラメータをスキップします。

[/d E]:Eパーティションにクローンします。Eは宛先パーティションです。

[/a]:SSDに最適化するためにパーティションアライメントを使用するように指定します。

[/f fill]:コピー先のパーティションサイズを調整します。「fill」はクローン後、保存先パーティション全体を埋めることを表示します。もう一つのオプションは[/f original]であり、これはクローンした後、同じサイズを維持することを表示します。

[/o yes]:対話式プロンプトを切り替えます。「yes」を「no」に置き換えることができます。

補足:WindowsパーティションをUSBにコピー

Windows 11/10/8/7パーティションをUSBフラッシュドライブ(SSDドライブではなく)にクローンし、ポータブルUSBドライブを作成し、他のPCで使い慣れたOSを実行したい場合、AOMEI Partition Assistant Professionalはあなたを満足させます。

AOMEI Partition Assistantは、Microsoftによって開発された「Windows To Go」に似ていますが、より高度な「Windows To Go Creator」を付属しています。AOMEI Partition Assistantの「Windows To Go Creator」は、Windows 11/10/8/7のすべてのエディションをサポートします。また、WindowsのISOファイルがなく、ダウンロードするのも面倒な場合は、この機能を使って、現在のシステムでWindows To Go USBを作成することも可能です。

win to go

パーティションのクローン・コピーに関するFAQ

★パーティションクローンとは?

パーティションクローンパーティションデータ全体(ファイルシステム情報およびさまざまなファイル、アプリケーションを含む)をコピーし、別の新しいパーティションまたはハードディスクにコピーし、元のパーティションとまったく同じパーティションを作成できます。

★システムクローンとディスククローンの違いは何ですか?

簡単な言葉で言うと、ディスククローンとはハードディスクのすべての内容をイメージファイルとして別のハードディスクに丸ごとコピーすることです。 一方、システムクローンはシステムとその関連するデータのみコピーすることです。 つまり、ディスククローンとシステムクローンの相違点はデータ選択の範囲なのです。

★バックアップとクローンの違いは何ですか?

クローンと比べて、バックアップはディスク上の特定なファイルを選択するが、クローンはHDD全体をコピーします。 バックアップしたファイルを復元する時、復元したいファイルを個別的に選択できます。 バックアップする時はバックアップしたいファイル、フォルダ、アプリケーションだけをイメージファイルにコピーします。

まとめ

Windows10/11パーティションをクローンするには、AOMEI Backupperを使用して、簡単に実行できます。パーディションのクローンを作成する以外に、Windows 10/11でM.2 PCIe(NVMe)SSDをクローンしたり、動作が遅いDynabookのHDDをSSDに換装したりしてパフォーマンスを向上させることもできます。

同時に、AOMEI Backupperは信頼性の高いバックアップおよび復元ソフトウェアでもあります。コンピューターとOSを保護するための強力なバックアップソリューションを提供できます。ご興味があれば、ぜひダウンロードしてお試してみましょう~

 
Akira
Akira· 編集者
Akiraは、AOMEI Technology会社の編集者として長年AOMEI製品についての記事やコンピュータに関する記事を翻訳したり、書いたりしています。パソコンの基礎知識とか、AOMEI製品のバックアップ&復元、クローン、同期などの機能について詳しいです。 IT業界に対して深い興味を持っています。そのほか、旅行、アニメ、音楽、色々なことに趣味があります。