VSSバックアップとは?VSSでバックアップを作成する方法?

この記事では、VSSバックアップとは何か、およびWindowsの組み込みツールとVSSバックアップソフトウェアを使用してボリュームシャドウコピーでバックアップを作成する方法について学習します。

Akira

By Akira 最後の更新 2022年09月24日

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VSSバックアップとは何ですか?

VSSは、ボリューム・シャドウコピー・サービス(Volume Shadow Copy Service)の略です、VSSバックアップとは、Microsoft Volume Shadow Copy Serviceテクノロジーを使用して、スナップショットを作成して、そのスナップショットからバックアップイメージを作成する技術です。

データを直接バックアップするものではないので、システムやアプリケーションを稼働したままバックアップすることができます。つまり、VSSバックアップを行いながら、パソコンで別の操作を実行できます。

Windows内蔵ツールでVSSバックアップを実行する方法

まず、ボリュームシャドウコピー(VSS)を有効にする ⇒ VSSバックアップのためVSS(ボリュームシャドウコピー)は、ボリュームシャドウコピーサービスと呼ばれるWindowsサービスとして実装されていて、バックアップなど用ボリュームシャドウコピーを管理するツールです。VSSサービスを停止すると、シャドウコピーでバックアップできなくなります。だから、VSS(シャドウ コピー)でバックアップを作成するには、まずWindows11/10/8/7でボリュームシャドウコピー(VSS)を有効にする必要があります。

Windows11/10/8/7でボリュームシャドウコピーを有効にする方法

1. ここでWindows 10を例として解説します。ボリュームシャドウコピー(VSS)を有効にするには、「スタート」メニューの隣にある検索ボックスに「サービス」と入力、Enterキーを押します。

2. 表示された画面をスクロールし、「Volume Shadow Copy」(VSS)を見つけ、右クリックし、ドロップダウンメニューから「開始」をクリックします。

ロカールサービス

3. 最後、サービス画面を閉じます。

Windows組み込みツールを使用してVSSバックアップを作成する方法

Windows11/10/8/7でシャドウコピー機能(VSS)を設定しておくと、パソコンで別の操作を実行しながらバックアップを作成できます。では、Windows内蔵ツールを利用しVSS(ボリュームシャドウコピー)でバックアップを作成方法を見てみましょう。

1. 「スタート」メニューから「コントロールパネル」、「システムとセキュリティ」、「バックアップと復元」の順にクリックし、「バックアップと復元」画面が表示され、「バックアップの設定」をクリックします。

バックアップと復元

2. 「バックアップの設定」が表示され、ウィザードの手順に従い、バックアップ先(ここで推奨ディスクを例とする)を選択し、「次へ」をクリックします。

バックアップの設定

3. 「バックアップの対象」画面が表示されます。ここで2つのオプションがあります:「自動選択(推奨)」と「自分で選択する」。1つ選び、次へ進みます。

バックアップの対象

4. バックアップ設定の確認画面が表示されます。上の操作が問題なければ、「設定を保存してバックアップを実行」をクリックし、バックアップを実行します。

バックアップ設定の確認

注:シャドウコピーサービス(VSS)でシャドウコピーを作成、保存するためにファイルシステムがNTFSとなる必要があります。必要あれば、FATをNTFSに変換する用専門ソフトのAOMEI Partition Assistantをお勧めします。

Windows内蔵ツールでVSSバックアップ(シャドウコピーバックアップ)に失敗した場合、ボリュームシャドウコピーからWindowsバックアップを読み込めないこと、またはシャドウコピー(VSS)のための容量不足などのエラーが表示されるかもしれません。こんな場合に心配しないで、次の方法を使って試してみよう。

では、VSS(シャドウ・コピー)の代替方法でパソコンをバックアップしましょう。

AOMEI Backupper StandardでVSSバックアップを作成する方法

Windowsの内蔵ツールでバックアップを行ったが失敗した場合、Windowsバックアップはシャドーコピーからの読み込みに失敗しました、またはVSS不十分なストレージエラーが表示されることがありますが、VSS技術を使用してコンピュータをバックアップする代替方法があります。

VSSバックアップソフト

AOMEI Backupper Standardは専門的なVSSバックアップソフトウェアです。それはVSS技術に埋め込まれています。バックアップを作成する時に、バックアップ設定でVSSを設定することができます。システムバックアップ、ディスクバックアップ、パーティションバックアップ、ファイルとフォルダのバックアップを作成することができます。外付けハードディスクと内蔵ハードディスクへのバックアップが可能です。無料で使用できるのも魅力です。

AOMEI Backupperでバックアップを作成する方法

ここではHDDバックアップを例として解説します。

ステップ 1. AOMEI Backupper Standardを無料でダウンロード、インストール、起動します。「バックアップ」タブの「ディスクバックアップ」を選択します。

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バックアップの選択

ステップ 2. 「ディスクを追加」をクリックしてバックアップしたいディスクを選択し、そしてバックアップ先を選択します。

バックアップしたいディスクを選択

ステップ 3. 左下の「オプション」をクリックし、バックアップの設定が表示されます。「バックアップの方法」タブで「Microsoft VSSを使用」を選択します。

VSS

NOTE:ご覧のように、AOMEI Backupperでバックアップを取る場合はデフォルトでVSSを使用します。VSSサービスを使用することを強くお勧めします。もし、VSSを使用したくない場合、AOMEI Backupperに組み込まれる(内蔵されている)機能「AOMEIバックアップサービス」(AOMEI独自の高度な技術)を使用することもできます。「AOMEIバックアップサービス」は、パソコンを再起動したり、実行中のアプリを終了したりせずデータをバックアップします。

ステップ 4. ちなみに、その他の設定も行えます。例えば、「スケジュール」をクリックして、自動バックアップや増分バックアップを設定することができます。

スケジュール

オプション」をクリックして、コメントを入力したり、イメージファイルを暗号化(AOMEI Backupper Professionalにアップグレードする必要がある)したりすることができます。

オプション

スキーム」(有料版のみ)の機能でディスク容量を管理することができます。自動的に古いバックアップを削除し、新たなバックアップを保存することをサポートします。

スキーム

ステップ 5. これで「開始」をクリックし、バックアップを実行します。少し待ってください。

VSSバックアップ開始

結論

ここまで、VSSバックアップ(シャドウコピー)とはなのか、VSSベースバックアップの2つ方法を紹介してしまったのです。上記のように、AOMEI Backupper Standardは、Windowsの内蔵ツールよりも強力です。マイクロソフトが提供しているVSSを使用できない場合は、強力な専門バックアップソフトのAOMEI Backupper Standardを試してみましょう。無料ですから、お見逃しなく~

AOMEI Backupperは、VSSバックアップソフトだけでなく、ディスククローンと復元用のソフトウェアです。AOMEI Backupperソフトで作成したイメージを使用すると、システム、パーティションやディスクを簡単に元の状態に復元できます。HDDからSSDにWindowsを移行することも、ディスククローン機能で簡単に操作できます。Windows7/8/10/11/XP/VisaなどのWindowsシステムをサポートします。問題あれば、ご遠慮なくお問い合わせください。

以上で終わりです。ご参考になれば幸いです。

Akira
Akira· 編集者
Akiraは、AOMEI Technology会社の編集者として長年AOMEI製品についての記事やコンピュータに関する記事を翻訳したり、書いたりしています。パソコンの基礎知識とか、AOMEI製品のバックアップ&復元、クローン、同期などの機能について詳しいです。 IT業界に対して深い興味を持っています。そのほか、旅行、アニメ、音楽、色々なことに趣味があります。