解決策|Windows 7、10でNTFSアクセス権を簡単に復元

この記事では、セキュリティタブにあるNTFSアクセス権をバックアップから復元する方法やデフォルト設定に戻す方法を紹介します。これらの方法はWindows 10/7に適用できるし、手順もシンプルです。

目次

NTFSアクセス権を復元する理由

事例:Windowsの動作に不具合が発生し、フォルダまたはボリュームから、いくつかのNTFSアクセス許可が削除されました。Windows 7でNTFSアクセス権をどのように再設定しますか?私はパソコン経験があまり多くないので複雑の方法ならまずいです。また、GUIツールで重要なデータをすべてバックアップできますか?それができれば、必要の時、システムイメージを復元するように簡単にNTFSアクセス権を回復できます。多分、私はスケジュールバックアップを設定してバックアップを毎日取ったほうがいいと思います。何か良いアドバイスがあったら、ぜひ、教えていただきたいです。

これはWindows 7でNTFSアクセス権をリセットする方法やフォルダまたはボリュームのNTFSアクセス権を長期間保護する方法に関するヘルプ記事およびFAQです。

実は、Windows PC OSだけでなくWindows Server 2003、2008、2012でもNTFSアクセス権のリセットが必要とされます。また、NTFSアクセス権を失うフォルダまたはボリュームは外付けHDDとホームドライブに保存されているかもしれません。

上述のように、たくさんのWindowsユーザーはNTFSアクセス権を修復する方法を探しています。さて、NTFSアクセス権はいったい何ですか?Windowsでその役割は何ですか?この記事を読み続けましょう。

WindowsでのNTFSアクセス権の機能

Windowsネットワークで、ドライブまたはフォルダの共有アクセス権を設定できます。NTFSアクセス権(またはNTFSアクセス許可)は名前のとおり、NTFSファイルシステムでフォーマットされたドライブにに対するアクセス権です。

NTFSアクセス権を設定することは、Webサーバーにあるディレクトリやファイルへのアクセスを制御できます。NTFSアクセス権を使うと、有効なWindowsユーザーアカウント、または特定のユーザーやユーザーのグループにアクセス許可レベルを設定できます。ディレクトリおよびファイルのアクセス権の適切な構成は、権限のないアクセスを阻止できるので重要です。

しかし、ディレクトリまたはファイルを共有している場合、NTFS のディレクトリとファイルに設定されている既定のアクセス権では、すべてのユーザーが含まれるWindowsユーザーグループの「Everyone」に、「フル コントロール」のアクセス権が与えられます。つまり、すべてのユーザーに対してディレクトリやファイルの変更、移動、削除を行い、NTFS のアクセス権を変更する権限が与えられます。

FAT32形式でフォーマットされたドライブと違って、NTFSドライブ内のファイルにはセキュア属性を付与します。詳細情報を知りたい場合には、以下の方法を使うことができます:

属性の詳細

NTFSパーティション内の1つのファイルを右クリック→プロパティ→全般→詳細設定を選択します。そして、「ファイルの属性」「圧縮属性または暗号化属性」2つのオプションが表示されます。

コマンドラインでNTFSアクセス権を復元する方法

NTFSアクセス権が削除されると困ります。しかし、Windows 7、10またはWindows Server 2003、2008、2012でNTFSアクセス権をリセット、修正したり、ファイルのNTFSアクセス権をバックアップ、復元したりしたい場合、icaclsコマンド(icacls.exe)を使うことができます。外付けHDDとホームドライブ両方適用可能です。

Windows Server 2003 Service Pack 2以降に搭載されているicaclsはファイルやフォルダのアクセス制御リストを表示、修正、バックアップ、復元したりなどができます。つまるところ、icaclsコマンドを使うことでファイルのアクセス権限を変更することができます。次はicaclsコマンドの使い方を紹介します。

NTFSアクセス権をリセット

まずは、icacls.exeでNTFSアクセス許可を修正、リセットする手順です。

1. 修正したいファイルまたはフォルダのツリーをナビゲートし、コマンドプロンプトを管理者として実行します。

2. ICACLS <名前> /T /Q /C /RESETというコマンドを入力してEnterキーを押します。

  • <名前>:操作対象のファイル名またはディレクトリ名を指定します。
  • /T:<名前>がディレクトリである場合、そのディレクトリにあるファイルやサブディレクトリすべてを対象に含めます。
  • /Q:操作中のメッセージを抑止します。
  • /C:操作中にエラーが発生しても無視して処理を続行します。

※ヒント:ファイルやフォルダの所有権を取得する必要があるかもしれません。ICACLSを実行する前にtakeown /R /F *というコマンドを入力できますが、システム破壊の問題を引き起こす可能性があるので、使用時に気をつけてください。また、ICACLSコマンドはすべてにフォルダ、ファイルおよびサブフォルダのアクセス権をリセットできます。ファイルの数により、アクセス権の修復がかかる時間も異なります。

NTFSアクセス権をバックアップ&復元

次はicacls.exeでNTFSアクセス許可をバックアップ、復元する手順です。

1. 同様に、コマンドプロンプトを管理者として実行します。

2. icacls d\data /save ntfsperms.txt /T /Cというコマンドを実行して指定するファイルのNTFSアクセス権をバックアップします。この例では「d\data」内のファイルのNTFSアクセス権を「ntfsperms.txt」ファイルに保存します。

※ヒント:/Tおよび/Cはそれぞれ上記と同じ意味を表します。

3. そして、バックアップしたファイルのNTFSアクセス権を復元するには以下のようにします。icacls d /restore ntfsperms.txtと入力してEnterキーを押します。

  • /saveにおいて「d\data」を指定すると、「ntfsperms.txt」内の記述においてファイル・ディレクトリ名が入るべき場所が「d\data」となります。この場合、/restoreで指定すべきディレクトリは「d\data」ではなくその親ディレクトリにあたる「d」となります。これは、/restoreがファイルを解析する際に読み取るファイル・ディレクトリ名は/restoreで指定したディレクトリを起点としたものとして扱うためです。
  • また、ファイルに保存されたNTFSアクセス権をディレクトリ内のファイルに適用(復元)した後、復元前のファイルに設定されていたNTFSアクセス権は無くなります。

バックアップからNTFSアクセス権を簡単に復元する方法

NTFSアクセス権をリセット、修正する方法やNTFSアクセス権のみをバックアップ、復元する方法を紹介した後、次はNTFSパーティションに保存されているファイルをバックアップして、必要な時にイメージからNTFSアクセス権とファイルを復元する方法を紹介したいです。これで、NTFSアクセス権だけでなく、ファイルも保護されます。

アクセス権も一緒にホームドライブ、外付けHDD、ポータブルHDD内のファイルをバックアップするか、またはアクセス権も一緒にファイルをホームドライブ、外付けHDD、ポータブルHDDにバックアップしたり、取ったバックアップからファイルとNTFSアクセス権を簡単に復元したりするのに、AOMEI Backupper ProfessionalというWindows OS向けのPCバックアップ ソフトが役立ちます。

バックアップイメージから復元する時、AOMEI Backupper Proは「NTFSアクセス許可を復元」オプションを提供します。自分の必要に応じて、チェックを入れるかどうか選択できます。また、イメージを元の場所または異なる場所に復元するかも選択できます。さらに、この最強のPCバックアップソフトはバックアップを定期的に取るために、デイリー/ウイークリー/マンスリー/イベントトリガー/リアルタイムなどの自動バックアップスケジュールを設定することもサポートします。

さて、Windows 10、7でAOMEI Backupper Professionalを使用してNTFSアクセス権を復元する方法を見てみましょう。

手順 1. AOMEI Backupper Professionalをパソコンにインストールして起動します。前もって対象のファイルのバックアップを取っておく必要があります。

手順 2. ホーム画面で「復元」をクリックします。一覧から復元したいバックアップを選択して「次へ」をクリックします。対象のバックアップファイルが表示されない場合、「パス」をクリックして手動で対象のイメージを探します。

復元

手順 3. 事前にスケジュールタスクを作成したら、一つの復元ポイントを選択して「次へ」をクリックします。

復元ポイントを選択

手順 4. 復元したいファイルやファイルが保存されているフォルダ(またはドライブ)のチェックボックスにチェックを入れて、選択してから「次へ」をクリックします。三角形をクリックしてドライブやフォルダを展開することができます。

復元したいファイル

手順 5. このステップでは、NTFSアクセス権を復元できます。元の場所または新しい場所を復元先として選択します。「NTFSアクセス許可を復元」チェックボックスにチェックを入れて「開始」をクリックします。

NTFSアクセス許可を復元

復元するファイルの数により、復元プロセスが完了するまでかかる時間も違います。

ヒント:
  • NTFSアクセス権をNTFS形式でフォーマットされたドライブのみに復元できます。

  • NTFSアクセス権を外付けHDDに復元したい場合には、事前に外付けHDDをお使いのパソコンに接続してください。

  • AOMEI Backupper Proを購入する前に、その30日間無料体験版をダウンロードし、無料で試してみましょう!クローン操作が行えないという制限がありますが、他の操作はほぼ30日間体験できます。

まとめ

NTFSアクセス権を修復する必要がある時、NTFSアクセス権をリセットしてデフォルト設定へ戻すことができます。しかし、長い目で見れば、日頃からNTFSドライブに保存されているファイルを定期的にバックアップすることがオススメです。そうすれば、いつでもNTFSアクセス権を復元して正常な状態に戻すことができます。

AOMEI BackupperはAOMEI Backupper Server版もあります。これを使い、Server 2003、2008、2012、2016などの Windows Server OSでNTFSアクセス権を復元できます。また、エンタープライズユーザー・企業ユーザーの場合、AOMEI Backupper Technician Plus版は最善の選択です。これは社内の台数無制限のPCおよびServerでインストール・使用可能なツールです。