Windows 10/8/7で大きなファイルをコピーする3つの方法

大きなファイルがコピーできないことに遭った経験ありますか?この記事では、大容量ファイルをコピー・バックアップする最善の方法を説明します。

大容量ファイルコピーエラー

Windowsに内蔵されている「バックアップと復元」ツールを使用しようとする時、大容量ファイルが多いせいで、バックアップが完了しないかもしれません。しかも、デジタル技術が高度に発展し、ますます多くのデータが溜まります。その中に、大きなファイルが幾つかあります。

これらの大容量ファイルをコピーするために、他のコピー方法を考える必要があります。次はWindows 10/8/7で大きなファイルをバックアップする3つの方法を紹介しましょう。

大きなファイルをコピーする方法

RAID1(ミラーリング)を構築できる

RAID(安価なドライブを組み合わせることで冗長性を持たせる仕組み)は複数のドライブ(HDD、SSD等)を組み合わせることで、冗長性の確保や容量の拡大、転送速度の向上といったメリットを生み出す技術です。

RAID1(ミラーリング)は、まったく同じデータを2つのHDDに書き込むことで耐障害性を高めた構成です。これはプライマリパーティションの鏡のようなものです。RAID1を構築すると、1つのHDDに障害が発生しても、残りのミラーリングディスクが稼働し続けるので、故障したHDDを交換する必要がなく、システムは停止せずにデータも失われません。

ただし、同じデータを二重で保管しているため、より大きいか又は等しい容量を搭載するもうひとつのHDD(ハードディスクドライブ)やSSD(ソリッドステートドライブ)が必要となります。HDD2台で1台分の容量しか使用できません。つまり、RAID1はディスク容量の利用効率は50%以下になってしまうというデメリットがあります。例えば、2台のディスクの容量が異なると、利用効率は50%よりさらに下がります。

また、マスターディスクに書き込んだデータは、自動的にバックアップディスクへも保存するので、一度に2台のHDDに書き込みを行い、書き込み速度は低下します。

RAID 1

そのため、RAID 1はディスクの性能を下げます。もしコンピューターを停止することができなくて、ディスクの性能がそんなに重要ではないなら、RAID1は最高の選択だと思います。

でも、冗長アレイに使用できるハードディスクが多い場合、RAID5を構築することがオススメです。

RAID5(分散データ・ガーディングとも呼ばれる)の作成には3台以上のHDDが必要です。HDDの数が多いほど、アクセス速度が高速となり、優れた性能を得ます。

RAID 5

RAID 5は、複数のディスクにデータを分散して書き込むと同時に、「パリティ」と呼ばれる冗長コードも計算・生成して全ディスクに分散して書き込みます。全ディスク台数に関係なく、パリティの保存に必要なのはディスク1台分の容量です。1台のHDDに障害が発生しても、残りのディスクのデータとパリティ情報から、元の完全なデータを生成して回復することができます。ただし、同時に2台以上のHDDが壊れると回復が不可能になります。

RAID 5は複数のディスクから同時並行読み出しが可能なので、耐障害性、性能などを向上させるのに加え、高速化、大容量化のすべてを実現できるRAID技術です。

外付けHDDにバックアップできる

もしRAIDを構築したくないなら、他の選択があります。イメージバックアップはRAID以外の最善の方法だと思います。内蔵ハードディスクの故障に備え、少なくとも1つのバックアップを外付けストレージに保存するべきです。だから、大きなファイルをコピーするのに外付けHDDをお勧めします。

ご存知のように、Windowsに搭載されている「バックアップと復元」ツールはバックアップイメージを圧縮しないので、時にはバックアップイメージはソースデータより大きいかもしれません。こういう時、サードパーティ製ソフトウェア - AOMEI Backupper Standardを使用することができます。

AOMEI Backupperはもっと多くのオプションを提供し、実行速度も速いです。

AOMEI Backupperで大きなファイルやフォルダーをバックアップするには:

手順 1. このバックアップソフトを無料でダウンロードし、インストールし、起動します。

手順 2. 「バックアップ」タブ→「ファイルバックアップ」をクリックします。

大きなファイルをバックアップ

手順 3. 次のような画面で、「ファイルを追加」または「フォルダを追加」をクリックして、バックアップするファイルやフォルダーを指定します。

フォルダを追加

ヒント:フォルダーを選択する時、フィルタを設定して、バックアップに含まれるファイルとか、バックアップから除外されるファイルとかを特定することができます。しかし、この機能はAOMEI Backupper Pro以上のバージョンのみで使用可能です。

フィルタを設定

手順 4. 「2」をクリックし、バックアップを保存する場所を指定します。

手順 5. 最後は、必要があれば「スケジュール」ボタンをクリックして自動バックアップを設定することができます。「オプション」ボタンをクリックして、イメージの圧縮レベル、暗号化などを設定することもできます。問題なければ、「開始」をクリックしてバックアップを行います。

ファイルバックアップを作成するほかに、「同期」機能を使用して、バックアップイメージなしに大きなファイルをコピーすることもできます。また、Windowsが起動できない時にバックアップを復元したい場合、この大容量ファイルコピーソフトでブータブルメディアを作成することもできます。

HDD全体をクローンできる

大容量データを持ってる場合、ファイルをひとつずつバックアップするのは面倒すぎます。その代わりに、HDD全体或いはパーティションをブロック単位でクローンする方法のほうが、速くて安定します。

直感的なインタフェースデザインなので、初心者にとってもAOMEI Backupperは簡単に使えます。幾つかのシンプルな手順でHDDを別ディスクにクローンすることができます:

手順 1. このフリーソフトを開きます。

手順 2. 「クローン」タブ→「ディスククローン」をクリックします。

ディスククローン

手順 3. 次の画面で、ソースディスク(クローン元)を選択して「次へ」をクリックします。

クローン元

手順 4. そして、クローン先を選択して「次へ」をクリックします。

注:クローン先としてのディスク上の全てのデータが上書きされるので、重要なデータがあれば、前もってバックアップをとっておいたほうがいいです。

クローン先

手順 5. 最後は、必要があれば「宛先ディスク上のパーティションを編集」をクリックしてクローンしたドライブ上のパーティションサイズを調整することができます。問題なければ「開始」をクリックしてクローンを始めます。

クローン開始

もし、ソースドライブはシステムドライブである場合、クローンしたHDDも起動可能になります。ご覧のようにAOMEI Backupperは異なる方法を提供して大きなファイルをコピーすることができます。好きな方法を選んで、ファイルを保護しましょう。

【補足】4 GB以上の大きなファイルをパソコンから外付けHDDにコピーできない場合、ドライブをNTFSでフォーマットしてみることができます。